アスペルガーな部下との会話には復唱がつきものだ

先日、部下さんに話しかけて、オウム返しされて、混乱した。

 

「部下さん、ファイルAに新しい名前をつけてBフォルダ内に保存しておいてもらえませんか?」

「つまりそれはファイルAに新しい名前をつけてBフォルダ内に保存しておくということですよね?」

 

復唱してるだけじゃねぇか。|д゚)

 

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復唱はコミュニケーションにおける有効な手段のひとつ!

「復唱は、営業の基本だ」とバリバリな営業マンの友人が言っていた。

確かに、復唱して確認することはコミュニケーションにおいて大切なことのひとつ。
私は学生時代にイタリアンレストランでバイトをしていたけど、その時に「お客さんのオーダーを復唱しようね」と習った。

「なすとベーコンのトマトソースパスタを二つお願いします、ひとつ大盛りで」
「かしこまりました。復唱させていただきます。なすとベーコンのトマトソースパスタがお二つ、内ひとつが大盛りですね」

こうやって復唱すると、ミスが格段に減る。特にオーダー時に声を出さずにメニューを指すだけのお客さんも多かったので、復唱確認はとても大事だった。
復唱は「あなたの話を聞いていました」というサインの一つにもなるので、営業の商談などでも有効であろうことを察する。(営業したことないから詳しくはわかんないけど)

アスペルガー症候群は、耳から入った情報を脳で整理することが難しい

アスペルガー症候群は、口頭説明などの耳からの情報が記憶しづらいらしい。
部下さんも、多分これなのだろうと思っている。でもわかっていても混乱する。

会話例1.

「部下さん、ファイルAに新しい名前をつけてBフォルダ内に保存しておいてもらえませんか?」
「つまりそれはファイルAに新しい名前をつけてBフォルダ内に保存しておくということですよね?」
→話の補強となる「つまり」という単語を使ってオウム返しをするから、「ん?今私は何て言ったっけ??」と話し手の混乱を招く。

会話例2.

「黄色いファイルは大事な書類をまとめているので、絶対に触らないでくださいね。赤と青と緑のファイルは右の棚に戻してください。白と黒のファイルは、倉庫の棚に古い方から各10冊ずつ戻してもらえますか」
「わかりました、まず黄色いファイルを棚に戻します」
1度に複数の情報を整理することができず、大事だと強調された情報だけが残るので「お前ふざけてんの?」という不完全な復唱をしてしまう。

会話例3.

偉い人「最近、A社もコンテンツマーケティングに力を入れているらしい。コンテンツマーケティングが何かっていうのは、みんなよく知っていると思うけど、顧客にとって価値あるコンテンツを制作し、発信して、顧客のニーズを育成しながら、最終的に自社のファンになって貰うのを目指すこと。いかに価値あるコンテンツを生み出し、届けることができるのか。顧客を顧客として育て、ファンをつくることができるのかが重要なポイントになってくる。A社に負けないコンテンツマーケティングを展開することが、今以上に求められる。君は、まずは何から着手するべきだと思う?」
「今の話要約すると、A者がコンテンツマーケティングに力を入れているから、弊社も同様に注力すべきということですね」

→偉い人が丁寧に話しているかどうかを気に留めることなく、話のとっつきやすい箇所を探して「要約すると」とまとめてしまう。難しい部分はまとめられない。意見を求められても答えられない。

 

アスペルガーの会話特性を理解する

これからの会話例は、「アスペルガー症候群は、耳から入った情報を脳で整理することが難しいため、復唱することで自分に言い聞かせている」ということをきちんと理解していないと、

ハァ|д゚)?

となってしまう。
ぶっちゃけ、「この人はアスペルガーだからしょうがない」と理解していても、腹は立つ。だって人間だもの。

アスペルガー症候群の人が会社を働くためには、適材適所な仕事や部署が人一倍大切になるのはもちろんのこと、いかに周囲の理解を得られるかがキーになってくると思う。
そして1番大切なのは、本人が「自分はアスペルガー症候群だからわかりません」と状況に甘んじることなく、自分自身の特性を理解した上で「この場合はこのように返答すべき」ということを学ぶことだと思う。

いま私が部下さんに求めたいことの1番は、コレ。

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